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スパイクについて。(以前ブログにて書いた内容をHP用になおして使用しています。 )

スパイクについて書いてみます。



これはちょっと前の写真なんですが、基本的に私は天候や試合のレベルによってスパイクを変えて履くことが多いんです。
なぜかと言えば、単純に色々試してみたい。

なんですが、あえて理由を付けるとしたら、3足くらいを使い回した方が長持ちするんです。ですから、雨用、練習用(遊びモード)、試合用(本気モード)と言った具合に使い分けています。

でも、3足もイラナイよってひとのタメに、スパイク選びの参考になればとの思いから自分なりの考えを書いてみようと思います。 では、最近使っているスパイクから数点。


このスパイクは試合用(マジモード)で使用していたものです。アシックスのオーダーですがとにかく軽く少し大きめのスパイクですがかなり紐をきつく締める為に紐を変えて、さらにインソールを変えて使用していましたのでフィット感はかなり良いスパイクです。


次にZETTのイージーオーダーです、チームカラーに合わせてチームでそろえたものですがソールや歯はそれぞれ選択して作ったものです。

この2足どちらも最近主流の9本歯などでなく6本歯を選んだのはグリップ以上に軽さを求めた結果です。ソールについては革底が一番足にフィットするというのが定説だったのですが今はインソールが発達しているので樹脂底でも十分フィットするスパイクが手に入りますが、ここもあえて軽くする為だけに革底を選んでいます。ただ、それ以外の理由としてこの2足のスパイクを使用するチームの環境がどちらも黒土などで整備された球場での活動がメインとなる為足への負担が少ないだろうと考えての事です。河川敷など非常にグランドコンディションが悪い状況での使用が予想されるケースでは樹脂底の方が良い場合もあるので自分が使う環境を考慮するのもスパイク選びのポイントだと考えています。

最近は色々なメーカーが趣向を凝らしたスパイクを販売しているのでカタログなどを見て機能的に良さそうな物を選んで買うのも良いと思います。よくスパイクは履いてみなければ解らないと言いますが、自分に合ったサイズをしっかりと把握していたら案外いける物です。この場合のポイントは長さよりも横幅が重要になります。とにかく自分の足の一番広い部分のサイズさえ合わせておけば多少長くても影響はありません。

スパイクの形というのはメーカーによって若干の癖があります。国産は幅広で舶来物は狭いと言うのが一般的です。以外と見落としがちなのですが甲の開き幅も違うと言うことと、それは紐の締め具合で変わると言うことで、あくまでもスパイクの幅は、ソールの幅の事だと憶えておくと良いと思います。革底の場合、ソールの幅から外にハミ出すような履き方はスパイクを速く傷めるばかりか自分の足に合っていないと考えても良いと思います。私の足はかなり幅広らしく少し長め(1cm位)大きめの物を選ぶとソールの幅がぴったりになります。(笑)そこで紐やインソールを変更することでさらにフィットするような工夫をします。

最寄りのスポーツ店でスパイクを買う機会がありましたら一度自分の足の幅を確かめてもらうとより自分に合ったスパイクを見つけることが出来るのではないでしょうか。


話をスパイクの歯に戻しますが真っ直ぐ走ったり横に滑らせたり急に方向を変えることも多いので単純に歯の本数やグリップ力が大きくなればプレーによってつまずくことが有ると言うことも憶えておくと良いと思います。真っ直ぐ走りやすいスパイクが良いスパイクだと言い切れないと言うことです。昔は6本歯しかなかったのですがそれでも選手によっては前の歯をワザと削って短くして使用していた人も居るくらいですから自分のプレースタイルにあった本数や形状を探すことも大事ですね。あと使用後の話になりますが歯の残りの長さは常にチェックを怠らないことです。歯が削れすぎて無くなっている状態での使用は後悔だけしか生みませんからね。



自分は単純に履き慣れていると言った理由からか?試合用はなぜかほとんど6本歯なんですが、このエアズームヴァイパーは歯の本数の割に以外と歯が短いので掛かりすぎることも無く私的にはなかなか良い感触でしたが人によっては滑る、掛かりが悪いという意見も聞いたことがありますし、人それぞれ足の形もプレースタイルも違うのですから自分に合ったスパイクに巡り会う為、もしくは相性の良いスパイクとはどんなスパイクなのかを知る為にも色々と試してみるのも良いことだと思います。 とにかくスパイクはバットやグラブと違い全てのプレーに関係するアイテムですから拘りを持って選んで損はないと思います。


長くなりました(笑) おしまい。

 
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